遊びの延長に真剣さをもって!
子供以上に親御さんも意思を粘り強く
私はピアノを始めた5歳くらいの頃から自分の好きな曲を勝手に弾くことが好きで
宿題の曲をやるというより学校の曲や自分の興味のある曲を弾き続けて
ピアノ自体がただの遊びでした。
親もレッスンや練習に付き添うこともなく
好き勝手にできたことが私が続けてこれた理由だと思います。
そして受験期などピアノを弾くことがよき息抜きになりました。
なので生徒さんたちにも好きな曲が弾けるような力をつけて演奏できることが自分の自信や癒しになっていってほしいと思っています。
そして楽しいだけではなく、やはり真剣に向き合わないと弾けるようにはならなし学びにはなりません。
クラシック音楽は真剣に向き合う価値のある要素が詰まっていると思います。
演奏を通して音楽から学びそして楽しみを循環してくれたら嬉しいです。
また私は歌や伴奏が大好きで
小学校から大学までずっと伴奏をしていました。
楽しくてやっていたことですが
そのことで私のことを覚えてもらえていたり
指揮した友人と思い出話ができたり
何十年もたって良かったと思えることが多くあり。
生徒さんには伴奏にチャレンジできるくらいになってほしいなという思いでおります。
また伯母が施設に入ってから「乙女の祈り」「エリーゼのために」を弾いてきかせてる姿をみて
この2曲と「トルコ行進曲」はみなさんの課題として生涯の持ち曲としてくれたら
いつか人生の助けになるかと思っています。
ただ好きな曲も伴奏もできるようになるまでにはそれなりの練習時間を積み重ねることが必要です。
最初にその覚悟を子供以上に親御さんにしていただけると必ず弾けるようになります。
お子さんが弾けるようになるか、受験期も続けられるかは親御さんの続けるという意思がとても影響してきます。
ポップスが弾きたくても導入はクラシックから
親しみやすい曲から入ることも大事ですが、歌の曲は手の大きさや指の本数に合わせて音楽ができていません。
またポップスは思っているよりずっと難しいものです。
ある程度の年齢でやる気があって自分で頑張る分にはいいのですが、
レッスン教材としては中上級レベルになります。
クラシック教材の方が手に合わせて弾きやすいようになっています。
また分析もしやすいようにできているので子供と一緒に考えたり発見する力を身につけることができます。
先ずは基本のポジションや指の動きを学んだり、
ドレミファポテトを使って英語を覚えたりすることで
結果ポップスが弾ける道にもつながります。
ただポップスが弾けるようになっても私はクラシックを学び続けることをすすめています。
そこには長い歴史、練習のプロセスなど多くの学びがあり
自分の全てと向き合う要素が入っているから。
クラシックほど自分を学べるものはないと思っています。
そこに生きていくための大事な要素がつまっているからこそ
クラシックを通して私も伝えていきたいことがたくさんあります。
レッスン練習の付き添いについて
グループレッスン以外は付き添いなしの一対一のレッスンを軸としております。
小さなお子さんでも一人の人として接してレッスンしたいことと極力自分の力で頑張っていってほしいと思って指導しています。
ただ年齢やお子さんの性格によってはお母様が一緒の方が良い場合や家の練習に少し付き添って頂いた方がいい場合も多々あります。
特に導入期に一人で自宅での練習は難しい子の方が多いものですので初めは協力が必要となる場合が多いです。
状況を見ながら一緒の時期と離れる時期を相談しながら進めております。
またレッスンの様子や宿題の難しい部分を動画に撮って親御さんに送るなど希望者によっては行っておりますので申し出てください。
教室の特徴
大切にしている教室の役割
ピアノが心の支え、
自信になるように。
音楽が得意な科目へ
1つ自分に自信を持てるものを持っていると、どんな時も心強くいることができます。
生涯にわたって、自分の自信になるよう
ピアノを趣味特技にしてほしいと思います。
また学校伴奏や授業・部活での音とり、
期末テスト、歌のテスト対策など
自信をもって取り組めるよう
サポートしています。
体験を大切に
必死に頑張る、皆で楽しむ、舞台を作る、緊張の舞台に立つ、人前で話すという
ピアノを習うことで得る沢山の体験を
ピアノは勿論、受験や仕事など人生の様々な場面に活かしてもらうことを
目標としています。
そのために勉強会や発表会で他の教室とは違う体験を沢山できるよう心がけています。
学校、会社から離れたコミュニティを大切に
人生の大部分を過ごす学校や会社。大事な場所でもある分、時に辛い場所になるときもあります。
いつもの場所から、違う自分になれる場所、違う仲間と、違う一面を見せられる場所を持つということ。
とても必要なことだと思います。
特に今はストレスも多く忙しい時代。子供もたくさんの不満を抱えています。
教室内でもお喋りの時間やレッスン時間以外にも機会を設けるようにしています。
舞台にたてる演奏者になれるように
舞台とは、大きなホールでコンサートをするプロの舞台という意味ではありません。
小さなスタジオでも、自宅でも、お客様は友達や先生だけでもいいと思いますし
曲も本当に簡単な曲でも一生懸命であれば難易度は関係ないと思います。
人前で演奏することで、自分の経験値を増やし、
そして聴いてくれているお友達に何かを与えられるような演奏者になってくれたらと
願って、沢山の演奏機会を作るようにしています。